2010年2月14日日曜日

休日の平準化と2極化

旅館や観光ホテルには、トップシーズン料金という概念がある。
空室の問い合わせが集中する日であり、通常定める料金より高く販売が出来る時期を指し、正に書き入れ時。
正確に記せばあったと過去形になろうか。


平成22年 本年のブログがいきなり1ヶ月半も空けてしまったのは、年末より私が忙しかったからに他なりません。


何が忙しかったのか?


そう、集客支援業務。
昨年末から年始の集客は、日の並びが悪い事も手伝い旅館・観光ホテルにとって未曾有の集客状況。 「何とかしてくれ」「値段下げたけど入らないんだ」「正月だけは埋めたいんだが」等と、年の瀬に経営者の方より連絡をいただく。

幣社が集客の「駆け込み寺」として認知され、期待される事自体、時代が求めた必然と受け止めているが、あまりに時間が足りない。

インターネット集客には、即効性のある集客技法から、中期・長期に亘り効果を発揮する技法まで多岐に亘る。
年配者の人から観れば「インターネット=飛び道具」的イメージを持たれている方も多いが、実際には、小さい事の積み重ねである。
もはや言葉遊びのプランは通用しない。緻密な作業の集大成、そしてそれを大胆に表現してこそ売れるプランとなる。より現実(宿力)を反映しているのがインターネット販売であろう。


国会へ提出される休日の平準化が進めば、

強い旅館・地域は、より集客出来る時期が長くなるので取りこぼしが無くなり
弱い旅館・地域はおこぼれがなくなるので、より集客に苦しむ。

休日の平準化は、2極かを加速させるのは明白であろう。
もはや、中堅以下の施設にとってTOP料金どころか、週末料金すら設定するのが難しい時代。

365日同一料金  

休日の平準化は、旅館、観光ホテルにとり、販売価格の平準化をより一層推し進める事になる。

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