2010年5月11日火曜日

C-REX

前回の続き

旅館・ホテルではもはや当たり前と思っていたが、
存じない方が多かったので詳細を。


通常クレジットトカード会社と宿泊施設(店舗)は加盟店契約を結び、カードの利用料に応じ手数料がきまる。概ね4・5%位が大半でなかろうか。

前回記した、C-REX(シーレックス)は、JTB商事が基本契約のある施設向けに提供しているカード決済端末であり、VISAやマスターが低率2,5%で利用できるのが、最大の売りである。残念ながら、AMEX、JCBは、個別契約の手数料率のまま。

また、JTBとの基本契約が無くとも、全旅連(全国旅館生活衛生同業組合連合会)加盟でも恩恵を受ける事が出来るので活用しない手はなかろう。
最近では、中国政府が発行している銀聯(ぎんれん)カードすらC-REXで決済可能となった。


7月より、ビサ発給条件が緩和され、中国からの個人旅行が大幅に行なえる状況となる。

旅館・ホテルを問わず、アジア圏からの宿泊客を顧客として迎え入れるには時間がかかる施設も、
先ずはクレジットカード払いを当然の仕組みと捕らえなければなるまい。



今年のGWの傾向として「楽天トラベル」や「じゃらん.net」からの予約にて、ワンショト予約が目に付くようになってきたと感じたのは私だけだろうか?
GWの真っ只中 住所もメールアドレスも無く、ただ携帯電話のみの表記しか無ければ宿側としてはイタズラ予約では?と心配になる。


オンラインによる事前カード決済


宿泊業界に限らず、また、企業間取引にも浸透し始めている。                                              
                           
時折、カード決済のデメリットとして、キャッシュフローが悪くなる点を挙げる方がいるが、現金仕入れが原則の飲食店でなければ然程の影響はない。
むしろ宿泊施設にとって最大の懸念材料は、お金の流れが逆になる事。
肝に銘じて付き合うしかなかろう。  

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